3月19日(日)は、2022年度最後の初心者勉強会&定例会でした。

講師は (株)日本刀柴田の柴田和満氏。年度最後にふさわしい名刀をお持ちいただきました。

10時30分からの初心者勉強会は、入札刀剣を一目早く鑑賞しました。

参加者が一通り拝見したあと、柴田氏からヒントをもらって午後に備えました。

刀剣それぞれに「古刀から新刀に変遷する時代の刀」や「石川県の人には当てて欲しいなぁ」などのキーワードを参考に、参加者同士が相談する姿は、初心者勉強会ならでは。

その甲斐があってか、午後はなかなかの的中率だったようです。

午後はベテラン勢もそろって鑑賞会。

お刀のほか、会員が新刀名鑑表を持参。なんと明和4(1767)年のものです。

今も伝わる名工のほか、今ではあまり目にすることのない刀工の名前も並んでいて、大変興味深い資料でした。

もちろん我らが地元刀工の「加州住藤原兼若」の名前もありました。

さて、次回4月から2023年度がスタートします。憂いなく安心してお刀を楽しめる一年にしたいものです。